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花粉症の新しい光線治療器 「リノライト」

今年も、花粉が気になる季節になってきました。       リノライト写真.jpg
今年は、花粉の量が去年の2-4倍とも言われています。
早いところでは、2月のはじめから花粉が飛び始めるようです

僕も、10年前ぐらいからデビューしています。
ここ数年は、この時期になると、かなり悩まされています。

内服薬やステロイドの鼻腔内噴霧などが一般的な治療とされています。
新たに導入された光治療器「リノライト」が、花粉症治療の新しい選択肢として注目されています。
リノライトに限らず、花粉症の治療は症状が出る前に治療を始めるほうが良いとされています。

それでは、「リノライト」がどんな治療器か詳しく説明します。

リノライト

リノライトは、特許技術に基づいたUVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、可視光線の混合光を利用した、アレルギー(花粉症)治療のための独自の光線治療用の医療機器です。リノライトは花粉症だけでなく、通年性のアレルギー性鼻炎の治療器として開発されました。
同じ混合光を利用した皮膚疾患治療器にSkinolight(スキノライト) があります。スキノライトはアトピー性皮膚炎、乾癬、白斑や円形脱毛症などの皮膚のアレルギー疾患の治療に用いられています。

日本では、約2000 万人という非常に多くの方が主にスギやイトスギによる季節性アレルギーに苦しんでおり、治療のための薬以外の新しい治療法が求められています。アレルギー性鼻炎は公衆衛生の点でも重要な問題であり、社会および経済に対する大きな負担となっていると報告されています。

それではどうしてリノライトが花粉症に効くのでしょうか。

リノライトの原理

リノライトの光は、特許技術に基づいた可視光線とUVBとUVAの混合光を使用し、これまで医学的な治療には使われたことのない特殊な波長の光線を利用しております。光線の70%は可視光線のスペクトラムに属し、25%がUVB、UVAは5%以下です。

リノライトの臨床的な効果

皮膚・粘膜での肥満細胞からのヒスタミン分泌の抑制
Tリンパ球と好酸球のアポトーシスの誘導
鼻汁における、好酸球・ECP・インターロイキン-5レベルの低下

リノライト 作用機序

このように、鼻粘膜でのアレルギー誘発細胞の活動を抑制して、花粉症の症状を緩和するのです。

リノライトの適応

経口抗ヒスタミン薬や点鼻薬によっても花粉症の症状が改善しない
禁忌あるいは副作用の懸念があるなどで、内服薬が使えない患者(妊婦や授乳中)
長期にわたる内服薬や局所薬の治療を敬遠する患者
経口抗ヒスタミン薬との併用
減感作療法との併用
リノライト 使用図

リノライトの特長

副作用の心配がない
抗アレルギー剤やステロイド治療などは、人によっては副作用を起こす可能性も否定できません。特にステロイド剤は強い副作用を起こす可能性があり、ステロイドの注射は耳鼻科学会やアレルギー学会では認められていない治療です。
リノライトは鼻の粘膜に光を照射するだけの治療なので、副作用などの心配はありません。そのため、妊娠中で薬を飲むことができない方や、薬の摂取が制限される運動選手の方、子供などに適した治療法です。

痛みがなく、治療時間もごくわずか
リノライトの一回の治療はおよそ2分程度。鼻の中に装置を挿入し、2分程度光を照射するだけの治療です。
レーザー治療などのように痛みが出ることもありませんので、お子様でも安心して、治療を受けることができます。

治療後からすぐに効果を実感できる即効性
症状により異なりますが、1回の治療ですぐに効果を実感できる方もいらっしゃいます。
一般的には週2-3回、2-4週間の治療で十分効果があります。

早めの治療が効果的
リノライトはすでに花粉の飛散が始まっている、シーズン中でも症状を緩和することが可能です。
最近の報告によると、花粉症などの季節的なアレルギーの場合、症状の出る前の早めの治療が効果的だと言われています。
また、その他、ハウスダストなどの通年性のアレルギー性鼻炎にも効果がありますので、いろいろな原因によるアレルギー性鼻炎などでお悩みの方はぜひご相談ください。

リノライト FAQ

何回くらいの治療が必要ですか?
症状にもよりますが、一般的には週2−3回、2週間の治療で十分効果があります。いくつものアレルギーがある方は、さらに治療が必要な場合もありますが、そのような場合は主治医にご相談ください。年間通して、アレルギーがある場合は(ハウスダストやダニに対するアレルギーなど)、6週間に8回の治療をお勧めします。

治療費はどのくらいですか?
新しい治療法であるため、保険治療は認められておりません。赤井クリニックでは、リノライト治療、
1回15.750円、3回で42.000円、6回で84.000円、8回で96.000円です。

リノライト治療が受けられないことはありますか?
治療前の診察で、リノライト治療が適しているかどうかを判断します。14歳以下の小児については、治療前に症状から判断して、適応を決めます。

リノライトは症状を完全になくすことはできますか?
数年間にわたり治療を受けている患者さんは症状の改善がみられます。症状が全くなくなった方もいらっしゃいます。リノライト治療をお受けになった患者さんの症状が、完全になくなるかどうかの調査は現在行っております。

リノライトはどうして花粉症に効くのですか?
リノライトは、特許技術による特殊な波長の光線を使う医療機器です。皮膚科領域では、光治療が皮膚の免疫システムに影響を与えることが長く知られいます。リノライトは、花粉などのアレルギー物質の存在下でも、鼻の粘膜のアレルギー反応を抑制することができると考えられています。

リノライト治療は痛いですか?治療時間は?
痛みは全くありません。1回の治療時間は数分間です。

効果が現れるまでどのくらいの期間がかかりますか?
患者さんにより、あるいは症状により異なりますが、1回の治療でも効果を実感できる方も多くいらっしゃいます。まれに、1回目の治療後に症状が悪化することもありますが、一過性のことです。ほとんどの患者さんは、2-4週以内に症状の改善がみられます。

リノライト治療の副作用はありますか?
時として、鼻粘膜が乾燥することがあります。鼻粘膜の乾燥を予防するために、軟膏あるいはクリームを塗布していただきます。

リノライト治療は妊娠中・授乳中でも可能ですか?
はい、妊娠中あるいは授乳中は、ほとんどの抗アレルギー薬を使用できませんが、リノライト治療は安心して受けることができます。

リノライト治療は運動選手にも可能ですか?
はい。特にドーピングリストにステロイドの使用を禁止されている選手にはお勧めします。

リノライト治療は、抗アレルギー薬との併用治療は可能ですか?
ほとんどの抗アレルギー薬は、部分的な効果しかないため、リノライトとの併用療法がより相乗効果を期待できます。

リノライト治療は、動物の毛やハウスダストによるアレルギー性鼻炎に効果的ですか?
はい。リノライトのアレルギー性鼻炎に対する作用は、症状の原因となる花粉・ハウスダスト・動物の毛などのアレルゲンの種類に関わらず効果的です。リノライトは、アレルゲンの種類によらず鼻粘膜の治療を行う特別な波長の光治療器です。

リノライトは市販されている他のランプ治療器と同じですか?
いいえ、全く違います。これは、ユニークな医療用の光治療器です。家庭用に市販されている光治療器とは、全くの別物です。リノライトは特別の波長を有する医療用光治療器であり、医師のみが使用可能です。現在のところ、リノライト以外の光治療器がアレルギー性鼻炎に有効であるとの報告はありません。 リノライトは、強力な複合波長の光治療器であり、アレルギー治療に最初に使われた光治療器です。リノライトは、鼻粘膜のアレルギー治療に開発された光治療器であり、世界的な特許を有しています。

なぜ、赤井クリニックに「リノライト」があるのですか。
赤井クリニックでは、白斑症、乾癬、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症などのアレルギー性の皮膚・毛髪疾患の治療器として、「スキノライト」という治療器を1年前半から導入して治療に使用してきました。この「スキノライト」と「リノライト」は全く同じ波長の光線を照射します。花粉症もアレルギー疾患のひとつであり、皮膚のアレルギー疾患と同じように特殊な波長の光線により、粘膜の肥満細胞などからのヒスタミンなどの分泌を抑制しアレルギーの症状を抑えるものです。皮膚用のアプリケーターを鼻用に変える事により、花粉症の治療も出来るというわけです。
赤井クリニックでは、最先端の光あるいはレーザー治療器などで、様々な病気に有効なものを、いち早く世界から取り入れる方針をとっています。「リノライト」もその1つです。

ご興味のある方は、クリニックまでご連絡ください。
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